至仏山の箱庭・尾瀬は絶景なり!2/2

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装備は、いつもの夏山仕様に防寒着をザックに入れて行きました。
・ライトダウンジャケット
・フリース

ですが、山頂でダウンジャケットを羽織ったくらいで
体が芯から冷えるようなことはなかったです。

登山口には、鳩待山荘があり、お土産や食事もできます。
登山届けのポストもありますし、人も多かったので特に心配いりません。

最初から雪・雪・雪です!


初めてのアイゼン歩行も、問題なし。



まずは、至仏山の手前にある小至仏山を目指します。
ほとんどの人は小至仏山には寄らず、トラバースを
行ってしまいました。


結構急な斜面を上り、小至仏山の山頂直下で写真だけ撮って
至仏山を目指します。


至仏山へのトラバース。何度くらいの傾斜だったかなぁ。
アイゼンがあればへっちゃらでした。


至仏山山頂へと続く人の列。
見るものすべてが新鮮で、時折吹き抜ける風が冷たくて気持ちいい。
山頂へ到着すると、ご褒美のような絶景がありました。


写真は、至仏山の向井側にある燧ヶ岳とその下には尾瀬の湿原です。
雪に覆われていて、とても綺麗でした。

お湯を沸かしてコーヒーを飲んでいると、山の神様と言われている
「おこじょ」に遭遇!
私たち以外、誰も気がついておらず、本当に見たのか今でも不思議。

下山は、積雪時にだけ許されている山ノ鼻方面へ。
雪から顔を出している木段の手前で雨に降られ、
若干体が濡れてしまいましたが、レインウエアを着て下山。

この時、一緒にレインウエアに着替えていた方達のあまりの
素早さに脱帽。私たちも見習わなきゃいけないなぁと痛感しました。

木段を下りきると、また雪が。
そこからは、持参したヒップソリで一気に下りました!
※小雨が降っていたため、写真は撮れませんでした。

ヒップソリをするときの注意
・アイゼンは脱ぎましょう。危険です。
・片方の手でソリを持ち、もう片方の手でブレーキ。
・足のかかとを雪に埋めてもブレーキになります。
・人が滑った跡を足を上げながら滑るとスピードが出ます。
・ザックを背負いながらだと、ザックの底やズボンのゴムの部分が
結構濡れます。(雪が溜まります)

 山ノ鼻に到着し、至仏山荘にて昼食。
尾瀬ヶ原を散策。


湿原がすべて雪で覆われていて、北海道かと思うほどの雄大な景色。
写真右手奥には、テント場が見えます。
しばらく散歩した後、鳩待峠を目指して出発。

一旦、間違えて至仏山の方に歩いて行ってしまいましたが、
テント場の方に戻ると人が歩いて行くのが見えたので、
道に迷わずに帰れました。

山ノ鼻から鳩待峠は、アップダウンの多い道で最後の
体力を削られ、結構きつかったです。
踏み抜いた後も何カ所かありました。
沢沿いを歩くのですが、時々雪の下から見える沢の流れが
とても力強くて、雪解けの川って迫力あるなぁと思いました。

その日は、戸倉駐車場近くの民宿で一泊し、
地元の山菜などおいしい料理と温泉でゆっくり疲れを取ってから
翌日、帰宅しました。

百名山の最後に登る人も多いという至仏山。
とても気持ちよく、すばらしい景色が見られて幸せでした!


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