はじめての富士登山【準備】

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人生一度は登ってみたいと誰もが思う山「富士山」
わたくしは昨年の9月にチャレンジしました。


はじめての富士登山と題して、昨年行ったわたくしの富士登山の
中身をここでご紹介していきたいと思います。

【準備〜試練〜登頂】の3段階で出来るだけ簡潔に
書いていきたいなと思います。

まずは準備編。

高尾山などの低山から始めて少しずつ装備も揃えていましたが、
富士山で絶対に必要になるのは防寒着です。

8、9月の都心はまだまだ暑く、同じ日本で防寒着なんて・・・
と思うかもしれませんが、山での常識その1「100mごとに0.6度」
の法則です。

山では100m上がるごとに0.6度気温が下がります。
つまり、富士山の場合3776mですから、
(3776÷100)×0.6=22.7度、地上よりも気温が低いということになります。

30度を超える猛暑という日でも、一気に真冬並みの場所に
なるということです。

冬に皆さん着るのはフリースやダウンですよね。
山でも同じです。フリースやダウンを持って行きましょう。
私の場合は、この頃お気に入りの山ブランドがありまして、
マムートのお店に行って店員さんに相談し、薄手のダウンジャケットと
フリースを購入しました。
結構なお値段するので、覚悟が必要ですが・・・(泣)
※登山は1回きりというのなら、ユニクロのダウンやフリースでも
かまわないと思います。あとはレンタルなども利用出来ます。

実際、フリースとダウンは9合目の山小屋で宿泊した時に
大活躍しました。
9合目に行くまでは上は長袖のアンダーシャツにTシャツにレインウェア。
下はサポートタイツの上に長ズボンで十分です。天気がいいと、暑いくらい
かもしれません。

暑いくらい?言ってることがちがうじゃないか!と思われましたか?
富士山で気温が下がって怖いのは、雨天と夜です。

山の天気は変わりやすいです。突然、雨が降ることもあります。
雨に降られて体が濡れてしまうと、やはりそれだけで体温は奪われますし、
なにより夜がめちゃくちゃ寒い!

私は、7合目あたりからがっつり高山病にかかってしまい
山小屋では歯がガタガタいうくらい寒い思いをしました。
持って行った防寒着を全て着ましたが、それでも寒かったです。

山小屋のスタッフさんに聞いた話ですが、
軽装で富士山を登って来て8合目で日が落ち、山小屋に宿泊する
予定も立てず、寒い中、日が昇るのを待つうちに低体温症になり
動けなくなった人がいたそうです。

9合目の山小屋まで引っ張って行き、中に運び入れ、
毛布をかけてストーブの前に座らせても
体がガタガタ震えたままだったそうです。

装備と登山計画は、観光地と言われる富士山でも決して甘くみては
いけません。
5合目〜頂上まで山小屋とトイレは必ずありますし、人もいます。
ですが、登るのは自分自身。山では自己責任が基本中の基本です。

5合目で実際に見かけてすげーなと思ったのは、雨が降る中、
ほぼ手ぶら、普段着の上にコンビニのビニールカッパだけを羽織って
登って行く父子を見ました。足下は普通のスニーカー、息子は半パン
でした。

彼ら自身が辛い思いをするのは自業自得ですけど、
山では必ず助けに行く人がいます。
救助も命がけになることがあり得ますので、迷惑をかけないよう
富士山でも、ガイドブックを1冊は買って熟読し、
きちんと準備をしてのぞみましょう。

【ちなみにわたくしの富士登山の装備は・・・】
・登山靴
・ザック(30ℓ)
・レインウエア(上下)
・ハット
・ヘッドライト
・時計
・サングラス(これ重要!天気がいいと目がつぶれますw)
・着替え(下着上下(綿)、Tシャツ、靴下)
・行動食(ウィダーインゼリー、アメ玉、チョコ)
・ナルゲンボトル(+水700ml)
・ハイドレーション(+水1.5ℓ)
・財布
・保険証&免許証のコピー
・地図
・携帯電話
・吸水性の高いハンカチ
・ティッシュ&ウェットティッシュ&ボディシート
・タオル
・濃縮酸素1本(標高が高いので息切れ用に。個人的には水を飲む方が回復した)
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・ウィーターレスシャンプー(一泊程度なら我慢できます。ハットで覆えるし)

【服装は、】
・登山用の下着(上下・モンベル)
・登山用のTシャツ(モンベル)
・長ズボン
・サポートタイツ
・ウールの靴下
状況に応じて、
・フリース(マムート)
・ライトダウンジャケット(マムート)

持っててよかったぁ!!!と心から思ったのは、
サングラスと防寒着とレインウエア、そして水です。
(ザックと登山靴はデフォルトで)

一日目は雨天でレインウエア必須でしたし、夜はめちゃ寒ぃ・・・
二日目はピーカン照りでサングラスがなければ本当に目がやられてた
と思います。

水の必要性は、次回の【試練】編にて!

普段山に登らない人でも、装備は確実に揃えて行きましょう!
靴やリュックなどレンタルをしてくれる会社もありますので、
ネットで調べてみるといいと思います。


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