植生の上に足を投げ出す【マナー・自然保護】

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山に入っているとよく見かけます。
「植生保護のため、ここから先立ち入り禁止」の立て看板。




わたしは登山とは、「自然の中で遊ばせてもらうこと」だと思っています。
人が歩けば、そこに生えていた草木は踏み倒され、道が出来、土が削られ、
草木は生えなくなってしまいます。
本当は人は山に入らない方がいいのかもしれませんが・・・。

木の匂いや土の匂い、マイナスイオンの充満した中を歩くのは
とても気持ちよく、ストレスも発散され、何物にも代え難い体験を得られます。

だから、なるべく自然を傷つけずに、この体験を得られればと思います。
そのためには決められた道の上を歩き、立ち入り禁止の場所には絶対に入らない、
そのことが大事だと思います。

ですが、悲しいかな
植生保護をしている山で平気で草木の上に両足を投げ出して休憩している
おじさんを見たことがありました。

目の前でその光景を見た時、呆気にとられました。そのおじさんが
疲れているのは伝わりました。汗びっしょりで、息もあがっていましたから。
だけど、保護している草木の上に足を投げ出して休憩していいとは思いません。
なぜなら登山者は
「山に登らせてもらっている」
「自然の中で遊ばせてもらっている」
存在のはずです。疲れているのは自分の責任で、山の責任ではありません。

もう少し、余裕を持って山に配慮出来る登山者が増えれば、
自然はもっと長生きでき、人とも共存出来るのではないかと思います。

人のふり見て我がふり直せ。
わたし自身、これからも気をつけたいことだと思いました。


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