想いは伝わる【マナー・あいさつ】

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山であいさつをするのは、どんなガイドブックにも載っている常識です。
実際に山に登っていると、すれ違うたびに「こんにちはー」と声を
かけられます。




朝早く、出発することが多い登山で澄んだ空気の中、気持ちよく
あいさつするだけで心がスッとします。

子供の場合は恥ずかしがって向こうからは声を発しませんが、
こちらが「こんにちは」と声を掛けると元気よく「こんにちは!」と
返してくれます。
微笑ましいです、ほんと。「がんばれ!もう少しだよ!」と自然と
応援したくなります( ・∇・)

わたしの知人で子供がいる方は、一緒に山に行ってあいさつの大切さを子供に
教えているそうです。
知らない人にもきちんとあいさつができるようになるというのは、とても大切な
マナー教育だと思います。

一方、いい年した大人(w)で、あいさつも返さない無言ハイカーは存在します。
決して気持ちのいいものじゃないです。
最初は「なんでだろう?」と思っていましたが、今ではいろいろと想像することが
できるようになりました。

ひとりの世界に浸りたくて無言&無表情を貫いている人ももちろんいますが、
多くは「必死」であるがゆえの無言なのではないか?と思います。

かくいうわたくしも、苦手な上りで息がMAX上がってしまい
「もうダメ、心臓が爆発する・・・」という状態のときにあいさつを返す
余裕が無い時がありました。

ですが、たとえ声を発する余裕がなくても会釈はなんとかできます。
せっかくあいさつしてくれたのに、無言で通り過ぎるのもよくないなと思い、
本当に息が上がって苦しい時は精一杯の顔で会釈を返すようにしました。

そういうことを自分がしていると、「あぁ、あのときの無言ハイカーも
実は必死で余裕が無かったのかもしれないなぁ」と考えるようになりました。

今では、体力も付いて来てあいさつも返せないくらい余裕がなくなると
いうことがほとんどなくなりましたが、基本的に山でマナーを守るのも
体力など余裕がないとダメなんだなぁというのを痛感しています。

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