栗城さんエベレストで死亡
悲しいニュースになりました。登山家の栗城史多さんがエベレストに挑戦中に
低体温症で亡くなったようです。
「エベレスト下山中、栗城史多さん死亡…低体温症」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00050052-yom-soci
登山のライブ中継や凍傷で手の指のほとんどを失うなど
厳しい状況でのチャレンジが続いていた方ですが、
最後はやはり、エベレストで亡くなってしまいました。
ドキュメンタリーなどで見た程度ですが、
普通の登山家が挑戦しないスタイルでエベレストに挑んでいるという事は知っていました。
普通の登山家がしない事=リスクが高いという事
これは、諸刃だなと思っていました。
記録をねらう登山家の方は、誰も成し得たことのない世界に身を投じるわけで
無事で済まない可能性も十分あるわけですが、
私は、無事に山から下りてくることで記録達成と考えるのが正しいのかなと
思います。
無事に帰って来られないものは、登山とは呼べないと私は思います。
そういう意味で、栗城さんの今回の挑戦は無謀だったのではないか?と
思わざるを得ません。
彼に勇気をもらった人もたくさんいたと思います。
私も、失敗しても失敗しても諦めずに挑戦する彼の姿をみて、
すごいなと思っていました。
だけど、彼の姿をみて、真似をする人が出てくるのは危険だなとも
思っていました。
これは、彼が彼の命に自分で責任を持ってチャレンジしていることで
彼だけのやり方である。
等身大の彼のあるがままを見て、
「登山をやったことのない自分でもがんばればなんとかなる!」と
登山の危険性を勘違いする人が出てきたらやばい。
今回の悲しい結末を見て、改めて登山は夢や希望や勇気だけで成し遂げられる
ものではないと思いました。
私もまだまだチャレンジしたい山がたくさんあります。(国内ですけど)
無事に家に帰ってきて写真を見ながらお酒を飲むのが幸せだって
思うので、計画・準備・体力作りをしっかりして、早めに撤退する勇気を胸に
登山を続けていきたいなと思います。
栗城さんのご冥福をお祈りいたします。
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