はじめての富士登山【山頂】
随分、間が空いてしまいました。m(_ _;)mもう今シーズンの富士登山は終わってしまったかと思いますが・・・。
来年登られる方の参考になれば、と。
普通は夜中に山小屋を出発して、山頂でご来光を見るというのが
一般的かと思いますが、山小屋にいる時点で、いくつものツアーの
団体さんがいたので私たちは山小屋でご来光を見て、日が昇ってから
山頂を目指しました。
朝は寒かったのですが、日が出ると暑いくらいに感じます。
レイヤリング(重ね着)は状況に応じて臨機応変に対応することが
求められるなぁと感じました。
私が登ったのは、最短距離で登れる富士の宮口。
九合目を過ぎてからは、ある種絶望的・・・wすごい急な斜面が見えてきます。
正直、山頂に登ったときの記憶はあまりありません。
空気は薄いし、起きたときから息苦しさは変わらず、山頂まで絶対行く!
という精神だけで登ったようなもので。
なので、人にあまりお勧め出来るエピソードは無いのですが、
軽装で登っている若者や、山のルールを知らない人もたくさんいるんだなぁと
いうのはありました。
私自身、そこまで高山病に苦しんでいたなら本当は登ってはいけないのですよ。
5合目で登山料払っている時に一緒になった女性の方は、9合目で断念したと
言ってましたし、知り合いの彼女も8合目で高山病でダウンし、頂上まで登れなかった
という話を聞きました。
この高山病って、元々の体質も関係するみたいなんですよね。
いくら地上でトレーニングしようと、健康的な生活を送っていようと。
とにもかくにも、剣が峰まで登り、お鉢巡りをし、無事に下りてきました。
下りて来た後、車に乗って帰路についたのですが、
この下山後すぐに帰るというのが、自分には向いてないということを
痛感しました。帰りの車で同行者と一時、険悪なムードになったもので(^_^;)
それからは、泊まりがけの登山では、後泊を必ず取ろうと思うようになりました。
富士山。
日本人なら一度は登ってみたいと思う山だと思います。
道も整備されているし、お金さえ持っていれば、食べ物も飲み物もトイレも宿も
ほとんど手に入ります。
だから、手軽な登山と思う人もたくさんいるのだろうと思います。
だけど、山は山。
それに日本一標高の高い山です。
標高が高いと、気温も下がるし、風も強くなるし、天気も変わりやすく、
体にも負荷がかかります。
人に迷惑をかけないこと。
登山を楽しむこと。
私のように富士山に登る為に、装備を整えたり、他の山を登って体力を作ったり
半年かけて準備しても、高山病で苦しみ、登頂するのにぎりぎりだった奴も
いるということを、知ってもらえたら、と思いますw。( ・∇・)
【富士登山】完。
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