単独特急おやじ【マナー・抜かし方】
山に行くと「えっ!?」と思う人に遭遇します。ずばり、マナーを守らない人。
山だけで通用するマナーもあれば、日常生活で当たり前のマナーもあります。
わたしが山に行っていて「これはちょっと・・・」というエピソードを
書いていきたいと思います。
まずは1回目。
今回は「ひと声かけてよ!抜かし方編」です。
山登りをはじめて間もない頃、ガレた下り道(ガレ=岩や石がごろごろ
している場所)を慎重に下っていると、後ろから音もなく近づいて来た
おじさんに、わたしが足を置こうとした岩に先に乗られてしまい、
あやうく接触!ヒヤッとしたことがありました。
本当は足音がしていたのかもしれませんが、ちょっとひと声
「通りますよ」とか「すいません」とか言ってくれればいいのに・・・
と思ってしまいました。
慣れない下りで慎重になっていたのが「遅い」と思われたのかも
しれませんが、だったら尚更、初心者には近づかずある程度、
距離をとるべきだとも思います。
今思うと、あのおじさんもいっぱいいっぱいだったのかもしれないな
とか思えますが、当時のわたしは「早く下れないのなら山になんか来るな」
と言われているような気がしました。
パーティーなどの団体さんでは、こんなことはほとんどありません。
単独(とくに中年男性)で山に来ている人は大抵無言で狭い道でも
すごいスピードで真横を通り過ぎていく傾向が強いと思います。
今では「自分の身は自分で守る」を心がけ、後ろから危ない“単独特急おやじ”
が来たら、早めに道をあけて山側に立ち、やり過ごしてから下りるようにしています。
逆に自分が抜かしたいなぁと思うときは、ひと声
「すみませーん、とおりまーす」と言って相手に後ろから人が来ている
ことを知らせて、相手が道をあけてくれたらすばやく通過。
抜かした後には、「ありがとうございまーす」を心がけています。
ひと声かけるとスムーズに道を譲ってもらえるし、事故にもならないです。
当たり前といえば当たり前のことなんですけど、意外とこういう声かけ
やっていない人は多いのではないでしょうか?
事故防止のためにも心がけたいことだなと思います。
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